こんにちは、シャッター修理ガイドの相川です。
LIXILやトステム、新日軽のシャッターが動かなくなると、今のLIXILへ頼めるのか、古い製品でも直せるのかと不安になりますよね。
結論からお伝えすると、LIXILは3ブランドの窓・シャッター修理を受け付けています。
ただし、新日軽製品の費用は公式料金表に掲載されておらず、現物確認後の都度見積もりです。
私はシャッター修理に約30年携わり、現在も一人親方としてメーカーの修理業務に従事しています。
古い製品はブランド名だけで判断せず、ラベルや保証書から品番・製造番号を控え、部品の有無まで確認してから修理と交換を比べることが大切です。
- LIXIL公式のシャッター修理費用
- トステムと新日軽の依頼窓口
- 故障時に確認できる安全な範囲
- メーカーと専門業者の選び方
LIXILのシャッター修理費用
LIXIL公式サイトでは、実際の修理実績から算出した概算金額を公開しています。
掲載額には出張料・技術料・部品代・消費税が含まれますが、故障状況や設置条件によって最終金額は変わります。
まずは公式料金を基準にして、見積書の修理内容と金額に大きなずれがないか確かめてください。
公式概算の掲載範囲(2025年6月時点)
- 手動シャッターは15,000円〜116,000円
- 電動シャッターは15,000円〜281,000円
手動シャッターの費用目安
手動シャッターが重い、開かないといった症状では、シャフトの調整または交換が候補になります。
鍵がかからない場合は、錠の交換だけでなく、建付けや施錠位置の調整で済むこともあります。
| 修理内容 | 概算金額 | 想定される症状 |
|---|---|---|
| シャフト交換 | 42,000円〜108,000円 | 開閉できない・重い |
| シャフト調整 | 19,000円〜33,000円 | 開閉できない・重い |
| 錠の交換 | 17,000円〜34,000円 | 鍵がかからない |
| 鍵の調整 | 15,000円〜33,000円 | 鍵のかかりが悪い |
| スラット交換 | 26,000円〜116,000円 | 羽のへこみ・傷 |
同じ動きが重い症状でも、調整なら19,000円〜33,000円、シャフト交換なら42,000円〜108,000円です。
症状名だけで費用を決められない理由は、内部のシャフトやバネの状態を外から正確に見分けにくいからです。
なお、金額は窓用シャッターの概算であり、車庫用や店舗用にそのまま当てはまる料金ではありません。
参照元:LIXIL「修理費用の目安」(料金基準:2025年6月時点、確認日:2026年9月22日)

電動シャッターの費用目安
電動シャッターは、スイッチ、受信機、制御ユニット、モーターシャフトのどこに原因があるかで費用差が大きくなります。
| 修理内容 | 概算金額 | 想定される症状 |
|---|---|---|
| スイッチ交換 | 21,000円〜123,000円 | 開閉できない |
| モーターシャフト交換 | 88,000円〜281,000円 | 動かない・異音 |
| 受信機・制御ユニット交換 | 25,000円〜165,000円 | 開閉できない |
| スラット交換 | 26,000円〜140,000円 | 動かない・異音 |
| 調整 | 15,000円〜33,000円 | 動かない・異音 |
電動シャッターが動かなくても、必ずモーター交換になるわけではありません。
リモコン電池、ブレーカー、施錠、障害物、取扱説明書に記載された復帰操作までは、利用者が確認できる範囲です。
それでも改善しない場合は、何度もスイッチを押さず、点検を依頼してください。
モーターがうなる、焦げ臭い、途中で反転する、斜めに動く場合は、使用を続けるほど別の部品まで傷めるおそれがあります。
◆相川のワンポイントアドバイス
電動シャッターは、動かないという結果が同じでも原因は一つではありません。
スイッチ交換とモーターシャフト交換では費用が大きく異なるため、電話だけで交換部品を決めず、現地診断の根拠を聞いてください。

新日軽製品は都度見積もり
LIXIL公式の修理費用表には、新日軽製品の料金は掲載されていません。
2026年9月22日の確認時点では、新日軽製シャッターの一律料金や部品別の公開価格は確認できません。
そのため、LIXILの手動・電動シャッター料金を、そのまま新日軽製品の見積もり基準にしないでください。
製品の年式や仕様、交換部品の供給状況を確認した後に、個別の見積もりが提示されます。
古い製品では部品が用意できず、修理を断られる場合があることもLIXIL公式サイトに明記されています。
修理不能と案内されたときは、部品供給終了なのか、建物への取付状態が理由なのかを確認すると、次の判断がしやすくなります。
見積もり前に必要な費用
LIXILの窓まわり商品の修理は、担当者が現場調査に訪れると最低料金として14,300円がかかる案内です。
内訳は出張料4,400円と修理料9,900円で、故障内容によって部品代や追加作業費が加わります。
現場調査後に修理をキャンセルした場合や、異常が確認できなかった場合などは、点検診断に関する費用として7,920円が発生します。
14,300円は定額料金ではありません
14,300円はすべての修理が完了する定額料金ではありません。
訪問前に、出張料、診断料、部品代、作業料、処分料、キャンセル時の費用を確認してください。
正式な依頼前には、シャッター修理の見積もりで確認すべき項目も確認しておくと、総額を比べやすくなります。
メーカーの費用が予算に合うか迷う場合は、故障箇所と修理範囲をそろえて専門業者にも相談すると比較しやすくなります。
LIXILのシャッター修理依頼先
LIXIL、トステム、新日軽ブランドの窓用シャッターは、LIXILの修理受付に相談できます。
ただし、住宅用か店舗用か、個人か事業者かによって案内先が異なります。一般住宅の窓用シャッターは、購入店、施工店、LIXIL修理受付センターが主な窓口です。
ビル・マンション用サッシや店舗建材は、設置した建築会社、管理会社、工務店、工事店へ相談するよう案内されています。
参照元:LIXIL「窓・シャッターのお客さまサポート」(確認日:2026年9月22日)
トステムもLIXILへ相談
シャッター本体にトステムのロゴがあっても、現在の相談先はLIXILです。
LIXIL公式のサポートには、トステムブランドの窓用シャッターについて、イタリヤ、エアリス、クワトロ、アリーズなどの症状別案内があります。
動かない、途中で止まる、異音がする、ランプが点滅する、スラットが斜めになるといった症状から確認できます。
問い合わせ前に、保証書や本体ラベルから品番・製造番号を控えておきましょう。
ラベルが見つからない場合は、シャッター全体、操作スイッチ、リモコン、ボックス周辺を撮影しておくと、製品特定の手がかりになります。
撮影した写真は、問い合わせフォームや現地調査でも役立ちます。
ロゴがLIXILではないから対象外だと決めつける必要はありません。トステムと新日軽の窓・シャッターも、LIXIL公式窓口の受付対象です。
依頼前に確認する症状
手動シャッターが動かないときは、ガイドレールのゴミ、ロックの解除、凍結の有無を確認します。
電動タイプは、障害物、停電、ブレーカー、リモコン電池、操作スイッチの表示を確認します。清掃や電池交換で改善しない場合は、分解せずに使用を止めてください。
スラットが斜め、変形、レール外れの状態では、ガイドレールを外す作業やスラット交換が必要になる場合があります。
スプリング、シャフト、モーターには重量や強い力がかかっているため、自分で調整するのは危険です。
自分で確認できる範囲は、シャッター修理のDIY可能範囲と危険な作業で詳しく説明しています。

修理と交換の判断基準
部品が確保でき、故障箇所が限定されているなら、まず修理を検討するのが現実的です。
一方で、部品供給が終了している、複数箇所が劣化している、修理を繰り返している場合は、交換を含めた比較が必要です。
一度の修理費だけでなく、今回直さない部品の状態と、今後予想される修理まで聞いてください。
たとえば、電動シャッターのモーターシャフト交換は公式概算で88,000円〜281,000円です。
高額な修理を行っても、スラットや制御部が近いうちに交換時期を迎えるなら、本体交換との総額差が小さくなることがあります。
交換を勧められた場合は、修理できない理由、交換する範囲、既存枠を利用できるかを見積書に残してもらいましょう。
メーカーと専門業者の違い
メーカーへ依頼する利点は、製品情報と純正部品を基に対応を判断してもらえることです。
保証期間内、専用の制御部品が必要、製品特定が難しい場合は、LIXIL窓口から確認すると進めやすくなります。
純正部品での修理を希望する場合は、その部品が現在も供給されているか、後継部品へ置き換わるかを確認してください。
古いトステムや新日軽の製品では、同じ外観でも製造時期によって内部部品が異なる場合があります。
専門業者は、保証期間外の修理で、訪問速度や見積もり条件を比較したい場合に候補になります。
ただし、LIXIL、トステム、新日軽の全製品に対応できるとは限りません。
問い合わせ時に品番、製造番号、手動・電動の別、症状、設置場所を伝え、対応実績と部品調達方法を確認してください。
専門業者へ依頼する場合は、代替部品を使うのか、既存部品を調整するのかまで聞いておくと安心です。
修理後に同じ症状が出たときの連絡先と保証期間も、契約前に書面で確認しましょう。
◆相川のワンポイントアドバイス
見積もりを比べるときは、金額だけでなく修理範囲をそろえることが大切です。
片方が調整、もう片方が部品交換なら、安い方を選んだだけでは同じ結果にならないかもしれません。
保証外で依頼先に迷う場合は、現地確認後の総額、追加料金の条件、対応部品、修理後の保証を比べてください。
LIXIL修理のよくある質問
トステムのシャッターはLIXILへ依頼できますか?
はい、LIXIL公式窓口はトステムブランドの窓・シャッター修理を受け付けています。品番や製造番号、症状を伝えると、対象製品と対応可否を確認しやすくなります。
新日軽のシャッター修理費用はいくらですか?
新日軽製品はLIXIL公式の修理費用表に掲載されておらず、都度見積もりです。一律の修理料金は確認できないため、現場調査後の見積書で部品代と作業内容を確認してください。
LIXILの出張や現場調査は無料ですか?
公式案内では、窓まわり商品の現場調査は最低料金14,300円で、内訳は出張料4,400円と修理料9,900円です。現場調査後のキャンセルなどでは7,920円が発生する案内もあるため、申込時に条件を確認してください。
古いシャッターでも修理できますか?
部品が残っていて製品を特定できれば、修理できる可能性があります。古くて交換部品がない場合や、建物への取付状態によっては修理できない場合があります。
メーカーと専門業者のどちらへ頼むべきですか?
保証期間内や専用部品が必要な場合はメーカー窓口が有力です。保証外なら専門業者も候補に入れ、総額、修理範囲、追加料金、保証を同じ条件で比べてください。
LIXILのシャッター修理まとめ
LIXIL、トステム、新日軽の窓用シャッターは、LIXIL公式窓口へ修理を相談できます。
2025年6月時点の公式概算は、手動が15,000円〜116,000円、電動が15,000円〜281,000円の掲載範囲です。
ただし、新日軽製品は料金表の対象外で、部品の供給状況を含めた都度見積もりになります。
まず品番と製造番号、症状、設置場所を整理し、メーカー対応の可否と総額を確認してください。
保証外で比較する場合も、安さだけで決めず、交換部品、修理範囲、追加料金、保証までそろえて判断しましょう。
執筆者:相川