こんにちは、シャッター修理ガイドの相川です。
不二サッシ製のシャッターが動かなくなると、不二サッシへ直接頼めるのか、家を建てた会社へ連絡するのか迷いますよね。
結論からお伝えすると、住宅用商品は、家を建てた工務店やハウスメーカー、購入した取扱店へ連絡するのが公式案内に沿った手順です。
マンションの場合は、先に管理組合または管理会社へ相談してください。
保証外や急ぎの場合は、不二サッシ製品への対応可否と部品調達方法を確認したうえで、シャッター専門業者の見積もりも比較できます。
私はシャッター修理に約30年携わり、現在も一人親方としてメーカーの修理業務に従事しています。
- 不二サッシ製シャッターの正式な依頼先
- 製品名と型番を確認する方法
- 保証期間と部品供給の注意点
- 専門業者と修理・交換を比較する方法
情報確認日:2026年9月23日
不二サッシのシャッター修理依頼先
不二サッシ公式サイトでは、住宅用、マンション用、エクステリア商品で修理の相談先を分けています。
住宅用商品は、工務店、ハウスメーカー、購入した取扱店が基本の窓口です。
マンション用商品は、管理組合または管理会社へ相談します。エクステリア商品は購入先へ申し出るよう案内されています。
建物の種類を確認せずに業者を手配すると、所有者や管理側の承認が必要になり、修理を進められない場合があります。
住宅用はメーカー直販ではありません
不二サッシは住宅用商品を部材として取扱店へ販売し、メンテナンスは取扱店が行う仕組みを案内しています。
不二サッシ製と分かっていても、住宅用シャッターの修理を最初からメーカー本社へ直接依頼する流れとは限りません。
戸建住宅は建築会社へ連絡
戸建住宅では、家を建てた工務店またはハウスメーカーへ連絡します。購入した取扱店が分かる場合は、その店舗も相談先になります。
建築会社には、住所、建築時期、設置場所、手動か電動か、現在の症状を伝えてください。保証書、取扱説明書、建築時の見積書、過去の修理記録があれば準備します。
建築会社が廃業している、購入先が分からないといった場合は、不二サッシのお客様サポートへ相談先を確認しましょう。
公式サイトには一般のお客様向けの問い合わせフォームが用意されています。
参照元:不二サッシ「修理・部品購入」(確認日:2026年9月23日)
マンションは管理側へ相談
マンションでは、窓やシャッターが専有部分か共用部分かを入居者だけで判断しないことが大切です。
修理前に管理規約を確認し、管理組合または管理会社へ連絡してください。勝手に交換すると、外観、色、仕様、防火性能、費用負担について問題になる可能性があります。
管理会社へは、部屋番号、設置場所、症状、事故や衝突の有無、現在開閉できるかを伝えます。
緊急で閉まらない場合も、写真を残し、管理側から指定業者と費用負担の指示を受けましょう。賃貸住宅の場合も同様に、入居者が承諾なく修理業者を手配することは避けてください。
賃貸での連絡手順は、賃貸のシャッター修理は誰に連絡するかでも解説しています。

製品名と型番を確認する
修理の可否や必要部品を確認するには、製品名と型番が重要です。
シャッターケース、ガイドレール、窓枠、操作器、リモコン付近にラベルがないか確認してください。高い場所や可動部分へ無理に近づく必要はありません。
ラベルを安全に確認できない場合は、シャッター全体、操作器、破損箇所を撮影します。不二サッシの窓に、別メーカーのシャッターや電装部品が組み合わされている可能性もあります。
窓枠のブランド名だけでシャッターの実メーカーを断定せず、各部の表示を確認しましょう。
型番が見つからない場合は、建築時期、窓の寸法、手動か電動か、リモコンの形を伝えてください。
製品ラベルが汚れて読めない場合は、洗剤で強くこすらず、文字が残っている状態を写真に撮ります。
施工会社の名称が分からない場合は、売買契約書、建築確認書類、設備一覧、管理会社の保管資料も確認してください。
中古住宅では、前の所有者がシャッターや電装部品だけを交換している可能性もあります。
窓枠と操作器でメーカー表示が異なるときは、両方の写真を相談先へ送り、修理対象を特定してもらいましょう。
◆相川のワンポイントアドバイス
問い合わせでは、動きませんだけでなく、どの操作で、どの位置まで動くかを伝えると原因を絞りやすくなります。
異音を再現するために何度も動かさず、最初に気づいた変化をメモしてください。
危険な症状は操作を中止
スラットがレールから外れている、シャッターが左右に傾いている、部品が落下している場合は操作を中止します。
電動式で焦げたにおい、煙、火花、大きな異音がある場合も使用を続けないでください。シャッターの下や可動範囲から人と物を離し、ほかの人が操作しないよう表示します。
バネ、シャフト、ワイヤー、モーター、配線の分解は重大事故につながる危険があります。利用者が行うのは、取扱説明書に記載された清掃や電源確認など、安全な範囲に限ってください。
不二サッシは、電装部品へ水がかかると故障するおそれがあるため、管理会社または販売会社へ相談するよう案内しています。
高圧洗浄機や強い水流を使用した清掃も避けましょう。
不二サッシの修理費用と注意点
2026年9月23日の確認時点では、不二サッシ公式サイトにシャッターの症状別修理料金表は確認できません。
費用は、製品、寸法、手動か電動か、故障部品、設置条件によって変わります。電話や写真で聞いた金額は概算の場合があるため、現地調査後の見積書で総額を確かめましょう。
古い住宅用商品では、部品の在庫と修理可能範囲の確認が特に重要です。
保証期間を確認する
不二サッシの公式保証案内では、施工者からの引き渡し日から2年間が基本の保証期間です。電装部品などは1年間と案内されています。
雨水の浸入を防止する部分に関する10年間の記載もありますが、法律上の対象部分と条件が限定されています。
シャッターのすべての故障が10年間保証されるという意味ではありません。
保証期間中でも、操作誤り、適切な維持管理を行わなかった場合、利用者による修理や改造などは有料修理になる場合があります。
経年による消耗や摩耗、自然環境による腐食なども免責事項として記載されています。
保証を確認するときは、故障部品、原因、引き渡し日、使用状況を建築会社や管理会社へ伝えてください。
保証期間内は自分で触らないでください
保証期間内と思われる場合は、先に自分で分解したり、第三者へ改造を依頼したりしないでください。現状の写真を残し、公式な相談先から修理手順の案内を受けましょう。
住宅用商品の部品供給
不二サッシは、住宅用サッシの販売を2020年に終了したと案内しています。部品についても、在庫終了により該当部品を取り扱っていない場合があると明記しています。
ただし、販売終了した製品がすべて修理できないという意味ではありません。
製品名、型番、必要部品を確認し、在庫、代替部品、修理方法を個別に問い合わせる必要があります。
修理できないと言われたら、どの部品が入手できないのか、後継部品や更新方法があるのかを聞いてください。
モーターだけを交換できるのか、操作器と制御部も更新するのか、本体一式の交換が必要なのかを分けて確認します。
見た目が似た部品でも、寸法や電気仕様、安全装置との適合が違う場合があります。価格だけを理由に未確認の部品を流用することは避けましょう。
部品の在庫がある場合は、取り置きの可否、納期、返品条件、修理日までの安全な使用方法を確認してください。
部品がない場合は、加工して取り付ける提案の安全性と保証を確認し、説明が不十分なら別の業者にも相談します。
本体交換へ進む前に、既存の窓枠や外壁を残せるか、電気配線工事が必要かも確認しましょう。
専門業者と見積もりを比較
保証外や急ぎの場合は、不二サッシ製品に対応できるシャッター専門業者も候補になります。問い合わせ時に、不二サッシの製品名と型番、設置場所、症状を伝えてください。
不二サッシ製品の修理実績、部品の調達方法、代替部品の適合確認、修理後の保証を質問します。マンションや賃貸では、専門業者へ依頼する前に管理側の承認を得る必要があります。
戸建住宅でも、窓枠や外壁に関係する工事は、建築会社へ確認したほうが安全です。
| 設置場所 | 最初の相談先 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 戸建住宅 | 工務店・ハウスメーカー・取扱店 | 保証・製品特定・部品 |
| 分譲マンション | 管理組合・管理会社 | 共用区分・指定業者・費用 |
| 賃貸住宅 | 管理会社・貸主 | 承認・費用負担・手配方法 |
| エクステリア | 購入先 | 製品名・部品・保証 |
| 保証外 | 上記窓口と専門業者を比較 | 総額・納期・保証 |
見積書では、部品名、数量、作業費、出張費、調査費、処分費、追加料金を含む税込総額を確認してください。
片方が調整、もう片方が部品交換なら、工事内容が異なるため金額だけでは比較できません。同じ修理範囲に揃え、修理後に残る古い部品と保証対象も比べましょう。
工事日数が異なる場合は、部品の取り寄せ期間と実際に窓を使えない時間を分けて確認してください。
防犯上すぐ閉める必要がある場合は、応急処置と本修理の内容、費用、保証を別々に示してもらいます。
工事完了後は、開閉、停止位置、異音、鍵、安全装置を担当者と一緒に確認し、交換部品と作業内容を保管しましょう。
見積もりの確認方法は、シャッター修理の見積もりで確認すべき項目も参考になります。

修理と交換を判断する
部品が確保でき、周辺部分が安全に使えるなら、交換より先に部分修理を検討できます。
鍵、操作器、モーターなど特定の部品だけが故障している場合は、本体全交換が必要とは限りません。
一方で、必要部品が供給されていない、複数箇所に腐食や変形がある、故障を繰り返している場合は交換も比較します。
交換を勧められたら、入手できない部品名と、部分修理では安全性を確保できない理由を聞いてください。
交換範囲は、スラットだけか、レール、ケース、モーター、操作器まで含むかを確認します。修理案と交換案の両方が可能なら、総額、工期、保証、今後の部品供給を並べて判断しましょう。
交換後も長く使うため、後継製品の補修部品、点検方法、問い合わせ窓口を工事前に確認してください。
不二サッシ修理のよくある質問
不二サッシのシャッター修理はどこへ頼みますか?
戸建住宅は工務店、ハウスメーカー、購入した取扱店へ相談します。マンションは管理組合または管理会社へ連絡してください。
不二サッシへ直接修理を頼めますか?
住宅用は建築会社や取扱店が基本窓口です。購入先が分からない場合は、不二サッシのお客様サポートへ相談先を確認しましょう。
古い製品も修理できますか?
型番と必要部品の在庫によって変わります。住宅用サッシは2020年に販売終了しているため、部品供給を個別に確認してください。
保証期間は何年ですか?
公式案内では基本2年間、電装部品などは1年間です。故障原因や商品によって条件が異なるため、保証書と免責事項も確認してください。
専門業者でも修理できますか?
不二サッシ製品への対応経験と部品調達方法を確認できる業者なら候補になります。マンションや賃貸では、先に管理側の承認を得てください。
不二サッシのシャッター修理まとめ
不二サッシ製シャッターの故障は、戸建住宅なら工務店やハウスメーカー、マンションなら管理組合や管理会社へ最初に相談します。
住宅用サッシは2020年に販売終了しているため、古い製品では型番と部品在庫の確認が重要です。
公式の症状別修理料金は確認できないため、現地見積もりで部品、作業、出張、追加料金を含む税込総額を確認してください。
保証外で専門業者と比較するときは、不二サッシ製品の対応実績、部品の適合性、納期、修理後の保証を揃えて判断しましょう。
部品交換で安全に使えるなら修理を優先し、部品供給終了や広範囲の劣化がある場合に交換案を比較するのが合理的です。
執筆者:相川