こんにちは、シャッター修理ガイドの相川です。
リクシルのシャッターが動かなくなって、いざ修理を頼もうとしたら「どこに電話すればいいの?」と手が止まってしまう。
LIXILはトイレやキッチン、窓、玄関ドアまで扱うメーカーなので、窓口が製品ごとに分かれていて、少し迷いやすいんです。
私は約30年シャッター修理の仕事を続けてきて、いまは一人親方としてメーカーから依頼を受けた修理の現場にも出ています。
つまり、メーカー窓口に申し込んだあと、実際にお宅へうかがう側の人間でもあるわけです。
この記事では、LIXIL修理受付センターの連絡先と申し込み方を先にお伝えし、そのうえでメーカー修理と専門業者のどちらに頼むのがいいのかを、現場の感覚でお話しします。
読み終えるころには、あなたの状況に合った依頼先がはっきりするはずですよ。
- LIXIL修理受付センターの電話番号と受付時間
- 電話とインターネットでの申し込み方と準備
- メーカー修理と専門業者それぞれが向いているケース
- 依頼先を決めるための見積もりの比べ方
修理受付センターへのシャッター修理の頼み方
まずはメーカーに頼む場合の具体的な手順です。電話番号と受付時間、インターネットでの申し込み、保証期間内の相談先、そして申し込みから修理当日までの流れ。
お金がかかる場面も含めて、順番に見ていきましょう。
窓・シャッターの電話番号と受付時間
LIXILの修理窓口は、製品のジャンルごとに分かれています。
シャッターの場合は、「窓・シャッター、玄関ドア・引戸、リビング建材、エクステリア」の修理窓口が担当です。
トイレやキッチンの番号にかけてしまうと、つなぎ直しになってしまうので気をつけてください。
LIXIL修理受付センター(窓・シャッターなど)
フリーダイヤル:0120-413-433
受付時間:9:00~18:00
休み:土曜・日曜・祝日・年末年始・夏期休暇
この番号は、修理の申し込みだけでなく、申し込んだあとの問い合わせやキャンセルにも使えます(出典:LIXIL『窓・シャッター、玄関ドア・引戸、リビング建材、エクステリアの修理の窓口』)。
ひとつ注意したいのが、発信者番号の通知です。非通知でかけている場合は設定を解除するか、番号の頭に「186」をつけてダイヤルするよう案内されています。
折り返しの連絡に使われるので、ここは素直に通知しておきましょう。
見てのとおり、土日祝は電話がつながりません。週末にシャッターが止まってしまうと、月曜の朝まで待つことになるわけです。
この点は、あとでお話しする専門業者との比較でも大事なポイントになりますよ。
インターネット申し込みと必要な準備
電話のほかに、LIXILの公式サイトからインターネットで申し込むこともできます。
こちらは不具合の写真を添付できて、手配の進み具合も確認できるのが便利なところ。平日の日中に電話する時間がとれない方には、むしろこちらのほうが向いているかもしれません。
どちらの方法でも、手元に用意しておきたいのは次のものです。製品の品番(商品名や型番)、保証書、そして症状が分かる写真。
品番はシャッターの室内側の下のほうに貼られたラベルや、開閉器の銘板で確認できることが多いです。
症状は「いつから」「どんなときに」「どう動くのか」を具体的に伝えるのがコツです。
例えば、「停電のあとから閉まらない」「途中で止まって、もう一度押すと少し動く」といった具合。
この一言があるだけで、修理担当者が持っていく部品の見当がつき、何度も来てもらう手間が減ることもあります。
ちなみに、リクシルオーナーズクラブの長期保証やメンテナンスパックに入っている方は、ログインしてから申し込む決まりになっています。
ログインすると割引が適用されるので、加入している方は忘れずに。
申し込む前に、自分で確かめておきたいこと
リモコンの電池切れ、ブレーカー、シャッターの下の障害物、停電のあとの電動への戻し操作。このあたりで直るケースも意外とあります。
どこまで自分で見ていいかはシャッター故障の原因と見分け方で詳しく書いていますので、電話の前にさっと目を通してみてください。
保証期間内なら工務店への相談が先
ここ、意外と知られていないのですが大事な話です。LIXILは、保証期間内なら、設置した建築会社や工務店に相談してほしいと案内しています。
なぜかというと、シャッターの不具合は、製品そのものではなく、組み立てや調整、取り付けに原因があることもあるからです。
そのため、メーカーに直接電話しても、工務店を通して依頼し直すよう案内されるケースがあります。
新築やリフォームから日が浅いなら、まず家を建てた会社に連絡したほうが、結局は近道になりやすいかなと思います。
また、店舗や会社などの「ビジネスのお客さま」は、窓・シャッターの修理をメーカーの受付では扱っておらず、取引先への相談が基本です。
店舗のシャッターが壊れた場合は、施工した会社や管理会社へ先に連絡してみてください。
◆相川のワンポイントアドバイス
保証期間内に、よその業者へ先に手を入れてもらうのは、あまりおすすめしません。メーカーの保証は、メーカーの手配によらない修理や調整が原因の不具合を対象外にしているのが一般的なんです。「とりあえず近くの業者に」と動く前に、保証書の日付だけは確かめておいてくださいね。
申し込みから修理当日までの流れ
申し込みが済むと、修理担当者から日程調整の電話がかかってきます。この電話は担当者の業務用の携帯電話からかかってくるので、知らない番号でも出られるようにしておくといいですよ。
実際に訪問するのは、LIXILのグループ会社であるLIXILトータルサービスの担当者、またはそこから依頼を受けた協力業者です。
協力業者であることを示す身分証明書を持って訪問するので、心配なら玄関先で見せてもらいましょう。
当日は、作業を始める前に修理内容と費用の説明があり、あなたが同意してから作業に入ります。作業後は、費用の有無にかかわらず作業の内容が書かれた報告書が渡されます。
支払いは当日のクレジットカード払いのほか、後日届く請求書でコンビニなどから払う方法も用意されています。
ただし、開けてみたら別の部品も傷んでいた、ということはシャッター修理ではよくある話。そうなると、最初に案内された金額から変わることもあります。
部品の取り寄せが必要なら、初回は点検だけで、修理は後日というパターンも少なくありません。
出張料や技術料がかかる場面
メーカー修理で見落としがちなのが、費用のかかり方です。保証外の有料修理では、出張料と技術料に、部品代が加わる形になります。
キャンセルでも費用がかかることがあります
担当者が訪問して見積もりを出したあとにキャンセルした場合や、点検しても異常が見つからなかった場合でも、出張料と技術料はかかるとLIXILは案内しています(出典:LIXIL『修理のサポート』)。
つまり、「メーカーに見積もりだけ出してもらって、ほかと比べてから決めよう」と考えている場合、その見積もりにもお金がかかる可能性があるということです。
これを知らずに申し込んで、あとで驚く方は少なくありません。あなたは、見積もりの段階から費用がかかることをどう感じますか? 比べたい気持ちがあるなら、ここは先に知っておいて損のない話です。
電池や設定を見直しても直らず、保証も切れている。そんなときは、メーカーに頼む前に、出張や見積もりが無料の専門業者にも一度相談しておくと、比べる材料が手に入りますよ。
メーカーと専門業者、シャッター修理はどちらに頼むか
連絡先が分かったところで、次は「本当にメーカーでいいのか」という話です。メーカー修理にも専門業者にも、それぞれ向いている場面があります。
費用の目安や見積もりの比べ方、特別な注意が必要なケースまで、判断の材料をお伝えします。
メーカー修理が向いているケース
メーカー修理のいちばんの強みは、純正部品と保証の扱いです。
保証期間内である、長期保証サービスに加入している、開閉器や制御基板、リモコンまわりなどLIXIL専用の部品が必要そうな症状がある。
こうした場合は、まずメーカーの受付窓口を確認するのが筋かなと思います。
反対に、気になるのは日数と費用。土日祝は電話受付が休みで、部品の取り寄せが入れば数日から1週間以上かかることもあります。
◆相川のワンポイントアドバイス
メーカー修理でも、お宅にうかがうのは私のような委託を受けた地元の職人ということがよくあります。なので「メーカーだから腕が確か、業者だから不安」と単純に分けられるものではないんです。大事なのは、LIXILのシャッターを分かっている人が来るかどうか。業者に頼むなら、LIXIL製品の修理経験があるかを遠慮なく聞いてみてください。
専門業者を比べたほうがいいケース
一方で、保証がすでに切れているなら、専門業者も選択肢に入れていいと思います。とくに次のような状況なら、比べてみる価値は十分ありますよ。
1つ目は、急いでいるとき。シャッターが閉まらないまま夜を迎える、週末で店舗の開け閉めができない。
こうした場面では、土日や夜間も受け付けている専門業者のほうが早く来てくれることが多いです。
2つ目は、費用を抑えたいとき。専門業者のなかには、出張や見積もりを無料にしているところもあります。
メーカーの見積もりだけで決めるより、同じ症状を伝えて複数の金額を並べたほうが、納得して選べるはずです。
3つ目は、年数がたっていて、メーカーでは「全交換」をすすめられたとき。部品の供給が終わっている古い製品でも、専門業者なら使える部品を探して部分修理で直せることがあります。
ただ、何でも直せるわけではないので、そこは正直に説明してくれる業者を選びたいところ。
お住まいの地域の業者を比べたいなら、東京都のシャッター修理業者の比較のような地域別の記事も参考になるかと思います。
費用の確かめ方と見積もりの比べ方
修理費用は、シャッターの種類や大きさ、壊れた場所、部品が手に入るかどうか、作業にかかる時間で変わります。
LIXILが公開している部位別の修理費用は、LIXIL・トステム・新日軽のシャッター修理費用と依頼先にまとめていますので、金額の目安はそちらで確かめてください。
全国で決まった料金があるわけではなく、最終的な金額は現地を見たうえでの見積もりで決まります。だからこそ、見積もりは合計金額だけでなく中身で比べてください。
見るべきところは、部品代、作業料、出張料、夜間や休日の割増、古い部品の処分費です。
さらに、作業中に別の不具合が見つかったときの追加料金の決め方と、修理後の保証がどこまで、何年つくのかも必ず確かめましょう。
総額が安くても、修理後の保証がほとんどない業者だと、再発したときにまたお金がかかってしまいます。
比べるときは、この3つを並べる
総額(追加料金の条件も含めて)、来てくれる日、修理後の保証。メーカーと専門業者に同じ症状と同じ写真を伝えて、この3つを横に並べれば、どちらに頼むべきかは自然と見えてきます。
賃貸や店舗、防火シャッターの注意点
ここまでは持ち家の住宅用シャッターを前提にお話ししてきましたが、例外もあります。
賃貸住宅やテナントの場合、シャッターは大家さんや建物の持ち主のもの。勝手に修理を頼んでしまうと、費用の負担でもめる原因になります。
まずは管理会社や所有者へ連絡して、どこに頼むかを確認してから動いてください。
ビルや店舗にある防火シャッターは、火事のときに煙や炎を止めるための設備で、一般のシャッターとは仕組みも点検の決まりも違います。
こちらは専門の資格を持つ事業者でなければ扱えないので、普通の修理業者に頼むものではありません。
そしてもう1つ。シャッターが傾いている、レールから外れている、急にストンと落ちる、焦げたようなにおいがする。
こうした症状があるなら、どこに頼むか考える前に、まず使うのをやめてください。スプリングやモーター、巻き取り軸を自分で分解するのは、落下や挟まれ、感電の事故につながります。
消費者庁が2018年10月26日に公表した資料でも、電動シャッターによる死亡・重傷事故が28件確認されています。
◆相川のワンポイントアドバイス
見積もりのときに「今日決めてくれたら安くします」と急がせる業者には、ちょっと身構えたほうがいいかも。まともな職人なら、どこが壊れていて、なぜその修理が必要なのかをその場で説明できます。納得できなければ一度持ち帰って比べる。それで嫌な顔をする業者なら、頼まなくて正解ですよ。
保証が切れていて、メーカーの見積もりと比べたい。週末や夜で、メーカーの電話受付を待っていられない。そんなときは、まず無料の見積もりで金額と来てくれる日を確かめておくと安心です。
リクシル修理受付センターに関するよくある質問(FAQ)
リクシル修理受付センターのシャッター修理の電話番号は何番ですか?
窓・シャッター、玄関ドア、エクステリアなどの修理は、フリーダイヤル0120-413-433が窓口です。受付時間は9:00~18:00で、土日・祝日・年末年始・夏期休暇はお休みです。トイレやキッチンとは番号が違うので、かけ間違いに気をつけてくださいね。
土日や夜にリクシルのシャッターが壊れたらどうすればいいですか?
メーカーの電話受付は平日のみなので、インターネットから写真を添えて申し込んでおくのが一つの方法です。どうしても急ぐ場合は、土日や夜間も受け付けている専門業者に相談する手もあります。ただし保証期間内なら、先に工務店やメーカーへ連絡しておいたほうが安心です。
メーカーに見積もりだけ頼んで、断ることはできますか?
断ること自体はできます。ただ、担当者が訪問して見積もりを出したあとのキャンセルや、点検して異常がなかった場合でも、出張料と技術料がかかると案内されています。比べたい気持ちがあるなら、その点を納得したうえで申し込んでください。
修理を申し込んだあとで、日程の相談やキャンセルはできますか?
申し込んだあとの問い合わせやキャンセルは、申し込みと同じフリーダイヤル0120-413-433で受け付けています。受付は平日の9:00~18:00なので、日程を変えたいときも早めにこの番号へ連絡してください。
修理を申し込むときに何を準備しておけばいいですか?
製品の品番や型番、保証書、症状が分かる写真の3つがあれば十分です。加えて「いつから、どんなときに、どう動くのか」をメモしておくと、担当者が部品の見当をつけやすくなり、修理までの日数が短くなることもありますよ。
迷ったら保証を確認してシャッター修理先を選ぶ
最後に、依頼先を決めるときの流れを振り返っておきます。
- シャッターの修理窓口はフリーダイヤル0120-413-433(平日9:00~18:00)
- 電話がつながらない時間は、写真を添えてインターネットで申し込める
- 保証期間内なら、工務店かメーカーの窓口へ先に相談する
- メーカーは見積もり後のキャンセルでも出張料・技術料がかかることがある
- 保証外なら、専門業者にも同じ症状を伝えて見積もりを取る
- 総額・来てくれる日・修理後の保証を並べて決める
保証期間内や、LIXIL専用の部品が必要な修理なら、まずメーカーの受付窓口を確認するのがいちばん確かな道です。
一方で、保証が切れていて費用や訪問日を比べたいなら、LIXIL製シャッターを扱える専門業者にも声をかけてみてください。
どちらが正解というより、あなたの状況に合うほうを選ぶのが後悔しないコツ。この記事が、その判断の手助けになればうれしいです。
執筆者:相川




